こんにちは。砂歯と申します。
この度は拙作をお手に取ってくださり、また、最後まで読んでくださりありがとうございました。少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
テーマがテーマだったので、お話を作る中で今回もかなり色々考ました。以下、そこそこ長文(駄文)が続きますがご容赦ください。
※ネタバレたくさん
今回はタイトル通り『別れ』のお話です。
色んな別れを経験していても、タルとのお別れにだけは少し違う感情を抱いている先生が見たいな、と思い本作ができました。
全編先生視点の長い話を作ったのは初めてでしたが、いかがだったでしょうか。違和感なく読むことができたならば幸いです。
作った感想としては、非常に難しかったです。自分の脳内先生だけかもしれませんが、先生、何考えてるか全然分からない。まだタルの方が動かしやすいです。まあ彼は彼でぶっ飛んでるので、ある意味何を考えてるのか分からないのですが…
以降では、先生視点のみからでは分かりづらい本作のタルについて少し記したいと思います。
大切な友人とのお別れ、例えば学校の卒業で、その人が自分との別れを泣きながら悲しんでいるのを見て、「ああ、寂しいのは自分だけじゃなかったんだ」となぜか嬉しくなってしまった経験、ある方いらっしゃいますかね。
本作のタルはそんな感じです。
「俺ばっかり悲しいだなんて、そっちの方が悲しいじゃないか。ちゃんと悲しいんだったら、思い切り一生悲んでくれよ!」
そんな感じです。
タルは作中繰り返し「未練が無い」と言っていましたが、実は未練がひとつだけあって、それが〈自分との別れを先生に悲しんで欲しい〉でした。実際、先生が「お前が死んで、悲しい」と零した後、タルの成仏は加速しています。
やっぱりちょっと愛の方向が歪んでるタルが好きです。可愛いね。
また、考えるの何回目だよって感じでしたが、タルの死生観にも再び向き合いました。といっても何度考えても大きく変わらなかったです。
「死ぬ気は毛頭ない。
ただ、もし結果死んだとしても、
常に自分は収束しているので
それが自分の最終地点」
本作はここから少し発展させて
「死んだら死んだ、その後も生きる」
になりました。正直意味が分からないけど、タルならさも当たり前のように言いそうだなと思ってます。
先生メインのお話なのにタルの深掘りばかりしてたように見えますが、先生についてはこれの20倍の時間は考えました。ただ、自分の乏しい言語化能力では文章にできないので割愛します。すみません。作中から読み取っていただけると幸いです。
ただ、ひとつだけ文章化できることがあります。
それは、鍾離先生にとって、タルタリヤはやっぱり『星』なんだなぁ、ということです。
私は、タル自身は決して”光”キャラではないと思ってます。前向きではあるけど、やっぱりどこか歪んでるし、ぶっ飛んでるし、ボイス改めて聞くと怖いし、てか目にハイライト無い時点で”光”キャラは無理があるし。
ただ、その歪んでたりぶっ飛んだりしているところが、先生から見るとこんなに眩しいものなのか、と今回改めて強く感じました。正直これほどタルを眩しく感じたことは今まで無かったです。太陽ほど明るくなく、でも見る人にとっては光…それって『星』じゃん……『星』?…迫る客星って…ぁ……(伏線回収)
これは蛇足情報ですが、その後先生はタル本人の言葉通り遺書をメモのように持ち歩いていました。そして先生は摩耗によってほぼ自我が無くなってしまうのですが、そのメモのようなボロボロの遺書のおかげで、タルのことだけは覚えていられたのでした。
最後に、今作の自分にとってのテーマ曲を紹介して終わりにしたいと思います。
元々大好きな曲でしたが、いつの間にか不動のテーマ曲になりました。
少し寂しいけど、「きっと大丈夫」と優しく背中を押してくれるお別れの曲です。大好きです。
(MVもありますが個人的には映像無しで音に浸るのが好きです)
(イントロから神ですね。というかHoneyComeBearがめちゃくちゃ好きなので、他の曲も是非聴いてください。)
12/5 追記 Spotifyで今年一番聴いた曲でした。(84回)ちなみに去年も一番聴いた曲でした。(73回)
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では、またどこかでお会いしましょう。

